香川のイベントまとめ
アンガーマネジメントで感情の豊かなお子さんに育てませんか?
皆さん「感情教育」ってお聞きになったことありますか?「知育・徳育・体育」や「食育」という言葉は子どもの教育でよく耳にすると思いますが、「感情教育」はあまり聞きなれない言葉ですよね。
「感情って教えなくても、自然と身につくんじゃないの?」「教育って必要なの?」と疑問に思う方も多いと思います。
感情教育とは?
子どもは5歳頃から周りの人の嬉しい顔や怒っている顔、悲しい顔や驚いている顔など、相手の感情を正しく理解できるようになります。
お花が枯れてしまった時に「枯れてしまって悲しいね、かわいそうだね」とママが言えば、子どもは花が枯れる悲しみや「かわいそうだ」という感情を学び、「お花がキレイだね」と喜べば、子どもは花をキレイだと感じ「嬉しい」という感情が自然と身につきます。
昔は親や兄弟、近所の人たちのなかで泣いたり笑ったり、周りの人の表情や言葉にふれることで、「感情を言葉に出して表す」ことを自然と教わっていました。
ただ最近、こういう環境が少なくなり、子どもたちが感情表現を学ぶ場もどんどん減ってきています。
感情表現が身につかないと・・
感情表現が苦手な子どもは、自分の気持ちを周囲に上手く伝えられなかったり、相手の気持ちが理解できなかったりします。
思春期になると周りの人とコミュニケーションがうまく取れないことで、感情が不安定になったり、自分をコントロールすることが難しくなります。
感情は繊細で複雑、そして一瞬で目まぐるしく変化します。嫌な気持ち、辛い気持ちを親にも言えず悩んだり、人やモノに当たったり、時には自分を傷つけてしまう場合もあります。
アンガーマネジメントでは、5歳~中学生くらいのお子さんを対象に、感情教育を教える講座があります。「怒ったらダメ」ではなく、辛い気持ちや哀しい気持ちを言葉にして、きちんと表現することを、ワークブックを使ってトレーニングします。
このトレーニングによって、子どもたちはまず自分の気持ちに気づくようになります。そして自分の気持ちを周りに伝えられるようになります。
自分の気持ちを周りに話せるようになると、他の人の気持ちにも気づき、自分の気持ちを調整できるようになります。そして他の人とうまく関われるようになります。
このように一歩ずつ階段を上がって、子供たちの感情は成長していきます。
あなたもこの可愛いワークブックを使って、子供たちに感情教育を教えてみませんか?
このワークを行うことで、お子さんはもちろん、教えているママも感情教育が身につきます。
親子で感情教育を学ぶことで、ママの精神的負担も軽くなり、お子さんとの関係もより良い関係になります。
アンガーマネジメントキッズインストラクター養成講座
半日4時間の受講で、アンガーマネジメントキッズインストラクターとしての資格が取得できます。
キッズインストラクターになると、思春期の子どもたちの感情を理解し、子どもに感情のコントロールについて教えられるようになります。
この講座は子育て中のママだけでなく、子どもたちと接する職業の方にもお薦めです。
学校の先生や保育士さん、幼稚園や学童保育の先生、またその職業を目指している未来の先生にもぜひ受講していただきたい講座です。
文部科学省では、アンガーマネジメントを「感情理解教育」と位置づけ、子どものうちから学ぶべきプログラムとして推奨しています。
ただ、残念ながらまだ日本ではほとんどプログラムが実施されているとは言えない状況です。それは専門家が足りない現状があるからです。
11/22(火)の講座内容
12/9(金)の講座内容