地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、高松の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

メニュー

高松の地域情報サイト「まいぷれ」高松市

気になること調べてみた

何を血迷ったのか、中年オヤジがいきなり始めてしまった農業が意外とガチだった件

編集部スタッフが今気になっている話題や面白ネタ、実際に体験してきたことをお届けします!



さすらいの中年ライター原田です。
不惑の40代といいますが、高松市某所で何を血迷ったのか、何の経験もない中年オヤジ達がいきなり農業を始めてしまった。しかも、家庭菜園レベルではなく、わりとガチでやっているらしいという噂を聞きつけました。

DASH村的な匂いをかぎ取った中年ライター原田としては、これは取材をせずばなるまい!と、半ば強引にアポを取り、噂の現場に向かったのでした。

えっ!いきなりショボい??

今回お話を伺ったのは、「おいしく耕すプロジェクト」トラックファームの皆さん。
個人的にはめっちゃセンスの良いネーミングだと思いましたので、当初はそのイメージどおり小奇麗で万人受けするような記事にまとめようなんて思っていました。
ただ、これは元関西人であるライターの悲しいサガなのですが、ついオチを探してしまうんですよね。

かなり本格的に、しかもおそらく高い志を持って取り組まれているであろうプロジェクトチームに、さてどんなオチをつけてやろうか・・・ なんて考えながら現場を案内されると・・・



原田「・・・・・。」

原田「あ、あのぅ・・・・」

原田「意外とショボくないですか?」

割とガチでやっている畑って、世間のイメージはこんなのだと思うんですけど。

たわわに実ったキャベツ畑。ああ、愛しき日本の風景・・・
たわわに実ったキャベツ畑。ああ、愛しき日本の風景・・・


「実は、本格的に畑として使えるようになったのが先月の6月になってからなのです」

と、はにかみながら説明してくれたのは発起人の川西さん。



原田「そうだったんですね。つい口が滑ってしまいました」

川西さん「これでも、やっとここまで漕ぎ着けたんですよ」

原田「もしかして、軽くカチンときてます?」

ライターの失言にも終始にこやかに対応してくれた川西さん。ここに至るまでの苦労をざっくりと説明してくれました。

川西さん「ここも、お借りした当初はすぐそこの荒れ地のような感じだったのです」

と、指し示した方向を見てみると、



原田「げっ、まさしくカオス状態ですね」

ある日、降ってわいたような知り合いからの荒れ地再生オファー。前々から農業にはかすかに興味のあった川西さん、話が現実的になると、まさに未来が美輪明宏さんのオーラのように明るく開けたそうです。

そして、同じ仕事仲間の石田さん、ただひとり農業経験者の弟、岡さんを引っ張り込み、まずは鎌を持ち、鍬を持ち、この途方もないカオス状態の荒れ地の開墾からスタートされたのでした。

※といいつつ、実は地元の皆さんがある程度は刈り取ってくれてたそうです。感謝!



その当時の様子がしのばれる、皆さんの性格が見え隠れする残骸の数々

画的にはマネキンの首とか発掘されてたらツボだったのですが、ひょっとこズラしたヤカンに及第点を与えよう。
画的にはマネキンの首とか発掘されてたらツボだったのですが、ひょっとこズラしたヤカンに及第点を与えよう。


ある程度カオス状態から脱出した後はいよいよ畑としての機能を回復させる「耕す」工程に入ったわけですが、さすがにその頃になると要領が分かるようになり、耕運機などの機械も導入されたそうです。

その当時の写真をお借りしました。



原田「見事なへっぴり腰ですね」

岡さん「長靴がフィットしてなかったもので・・・」

この記事を読んで「オレも農業やってみるか」って思われた方、長靴のサイズはちゃんと確認して買いましょう!
By長靴をはいた猫

岡さん「それ、ちょっとさぶいです」

素敵な地域の農家さんとの出会いに感謝!

川西さん「最初は大変だったのですが、おかげでいろんな素敵な出会いもありました」

石田さん「そうなんです。ヘビみたいにでかいミミズとか、ヘビそのものとか、中途半端に巨大化したトカゲとか」

と、いきなりボケをかましに割り込んできた石田さん。
とりあえずお約束なので、ツッコませていただきます。

そっちかいっ!


謎「呼んだぁ~?」



ほんまにおるんかいっ!


川西さん「僕たちが腹をくくって作業を始めてみると、近所の農家さんたちがいろいろ声を掛けてくれるんです」

原田「せっかくのボケとツッコミを既読スルーしていただきありがとうございます」

それなりに腹をくくって農業を始めたものの、一番気になっていたのが地域の農家さんたちとの付き合い方。
よく田舎暮らしの本などを見てみると、地域の人たちとのコミュニケーションに苦労したなんて事が書かれてあって、やはり、そうは言っても新参者の若造に対する地元の目はそれなりに厳しいのではないか?と覚悟をされていたそうです。ところが・・・

川西さん「『畝の幅が狭いんちゃうか』とか『今から植えるなら黒豆やで。うちに種ようけあるで』とか、頼まれもしないのに農作業を手伝ってくれたり」

ご近所の農家さんが忘れた(もしかして確信犯的に置いていった?)必殺武器がこちら。



原田「都会ではお目にかかれないレアアイテムですね!」

まさに、ロケットパンチクラスの必殺武器!
でも、その温かい心遣いに、本当に感謝の言葉しかないそう。

川西さん「つい先日もご近所のおばあちゃんに『(サツマイモの苗の)根ぇーついとるな。良かったな。奇跡やな。笑』とお声をかけて頂きました。只今、十川で奇跡がおこってます(笑)」

自分たちだけで勝手にやるのではなく、地域の皆様たちと良い関係を築きながら、楽しそうに農作業に打ち込むトラックファームの皆さんの様子が伝わってきて、何か心が温かくなる思いです。

その内に秘めたる思いは地球規模の環境?

原田「最後に、トラックファームさんの今後の展望とか夢などをお聞きしたいのですが」

考えをまとめようとしている川西さんを押しのけて、ここはオレの出番とばかりにドヤ顔で石田さんが割り込んできました。



石田さん「そもそもの目的といいますか、目標というのは日本全国にある休耕田をなんとかしたいという思いからなんですね」

原田「ちょっっと待ってください。今までのゆるい流れからの突然のギヤチェンジですね。壮大な話になりそうなのでボイスレコーダー回していいっすか?」

石田さん「このままだと地球は壊れますよ」

原田「なっ、なんっすか?そのお告げ的な発言は!急に後光が差してきました・・・」

とにかく野菜の消費を増やしたい。
現在、先進国である我々が消費している食肉の量が世界規模に広がると、とてもじゃないが供給量が足りなくなってくる。そうすると、牛や豚などの家畜を増やさないといけなくなるのですが、必然的にその飼料である農作物は尋常ではない量が必要になります。

石田さん「私たちが食べているお肉の数千倍の野菜が必要とも言われているのです」

原田「無理に増産しようとすると森林伐採してでも農地が必要になってきますよね」
石田さん「そして、少しずつ地球は壊れていっているのです」

そんな状況をなんとかしたい。
もちろん、だからといってベジタリアンを推奨するわけではなく、少しずつ肉から野菜へ食生活を見直すきっかけになればいいんでしょうね。

石田さん「僕たちの活動はまだ始まったばかりですし、文字通り草の根レベルです」

でも、いい歳したおっさんがこんな事を考えながらやっている。有機野菜を作り、供給していく事で少しでも多くの人たちに思いを伝えていきたい。そんな熱い思いを内に秘めて活動されているんですね。

原田「では、そのための当面の目標はなんでしょうか?」

岡さん「この地にDASH村を作る事です!」



原田「・・・・・・。」

岡さんだけ別のテンションになってますけど・・・



まぁ、理念は理念として、実はめっちゃ楽しみながら活動されているトラックファームさんでした。

これから農作物がどのように育っていくのでしょう? まいぷれ編集部では、もし皆さんの反響が多いようでしたら今後も密着していきたいと思います。トラックファームさんの今後が気になる方は、本記事のFacebookいいね!をポチッとしてくださいね(笑)



ところで・・・


原田「あえてスルーしようと思っていたのですが、ちょいちょい露出させているそのドレッシングはなんなのですか?」

石田さん「実は収穫した野菜をどうしようかと思って、ある自然食系のレストランで消費してくれないか交渉中なんです」

原田「はぁ・・・」

石田さん「なので、そのお店のオリジナルドレッシングを宣伝して印象を良くしようかと思って・・・」


まいぷれ編集長の怪訝な顔がチラつくのですが、これもトラックファームさんの活動支援の一環という事で・・・



丸亀町グリーンのあるお店で好評販売中です!

日差しが強くなってきたので、ヘタレな原田はさっさと撤収~!

「おいしく耕すプロジェクト」トラックファームFacebook
https://www.facebook.com/truckfarm01/

この記事が気に入ったら いいね!しよう
まいぷれ高松の最新記事をお届けします

あわせて読みたい