昨年の9月30日(日)に予定されていた「さかいで第九演奏会」が、台風の影響で延期され、本年1月14日(月・祝)に開催されます！

瀬戸フィルハーモニー交響楽団の演奏のもと、今回の演奏会のために結成された坂出市民などで構成された「さかいで第九合唱団」が、ベートーヴェン作曲「交響曲第9番～合唱付～」を演奏します。

指揮は松岡究氏。ソリストには、ソプラノ渡辺理香氏、アルト近藤佳穂子氏、テノール寺島弘城氏、バリトン久保和範氏を招いてそれぞれの旋律の組み合わさった迫力ある合唱が楽しめます♪

では、出演者の方を少しご紹介しましょう！

まずは、指揮者。

成城大学卒業後、指揮を小林研一郎、ヨルマ・パヌラ、ランベルト・ガルデッリに師事。
海外留学や研修を経て、1987年～2008年まで22年間東京オペラプロデュース指揮者を務める。

その間に10作品以上のオペラの日本初演を指揮し、「極めてバランス感覚に富んだ逸材」「隠れたところに逸材ありき」などいずれも高く評価される。

オペラのレパートリーは30作品を超え、また合唱・オラトリオ作品（ミサ・レクイエム等）にも造詣が深くその指揮は高く評価されている。

2012年9月より東京ユニバーサルフィル常任指揮者に就任。

次は、ソプラノ。

坂出高等学校音楽科卒業後、国立音楽大学音楽学部声楽学科へ進学。
讀賣新人演奏会出演、イタリア声楽コンコルソ入選などを経て、I・A・コラデッティ、G・トゥッチの各氏に師事。

オペラでは、「魔笛」「フィガロの結婚」「赤い陣羽織」「カルメン」「ラ・ボエーム」「道化師」「天国と地獄」等に出演。

2012年、香川県文化芸術選奨受賞。現在、香川短期大学子ども学科第3部学科長、四国二期会理事、宇多津コーロ・フィオーレ、コール・メイの合唱指導に携わる。

続いては、アルト。

坂出高等学校音楽科卒業後、武蔵野音楽大学声楽学科へ進学。
2001～2006年、サンタキアーラ国際音楽アカデミー日本支部主催マスタークラス参加。

2004年同アカデミーイタリア本部主催マスタークラス参加、ディプロマ取得。

オペラでは「ジャンニ・スキッキ」ツィータ、「ファルスタッフ」クィックリー夫人、「ヘンゼルとグレーテル」お菓子の魔女などを演し、2009年にソロリサイタルを開催。

2013年、2014年まるがめ第九演奏会においてアルトソリストを務める。2017年第一回夢二コンクール(岡山県瀬戸内市)入選。現在、聖マルチン病院コーラス部指導者を務める。

こちらは、テノール。

香川県出身。坂出高等学校音楽科卒業後、東京藝術大学音楽学部声楽科テノール専攻へ進学。
現在、東京藝術大学大学院、音楽研究科修士課程声楽専攻2年に在籍。

第66回全日本学生音楽コンクール大阪大会声楽部門高校の部第1位、全国大会第3位。第66回瀧廉太郎記念全日本高等学校声楽コンクール第2位、副賞としてウィーン短期留学。
第33回香川音楽コンクール大学・一般声楽部門第1位など、輝かしい成果を残す。

現在、横浜シティ合唱団合唱指導・ヴォイストレーナーも務め、これまでに荒川和瑞子、若井健司、中野勝美、多田羅迪夫、櫻田亮の各氏に師事。

最後は、バリトン。

観音寺市出身。坂出高等学校音楽科卒業。東京藝術大学及び同大学院修了。
文化庁オペラ研修所修了後、文化庁芸術家在外研修員としてニューヨークへ留学。

第6回奏楽堂日本歌曲コンクール第1位。「コジ・ファン・トゥッテ」グリエルモでデビュー以後、新国立劇場こけら落し公演「建・TAKERU」に続き数多くの同劇場公演に出演。

また、東京二期会オペラでは、「フィガロの結婚」フィガロ、など数多くの公演に出演し、NHK交響楽団をはじめ、主要オーケストラにソリストとして多数共演する。

NHK「ニューイヤオペラコンサート」「らららクラシック」「名曲アルバム」等放送にも数多く出演。CD「久保和範・日本叙情歌集」をリリースし、現在は、京都市立芸術大学准教授を務める。

ここで紹介した皆さんは、世界中で活躍される一流の音楽家ばかりです。

そんな素晴らしい方々のプロの歌声を気軽に聞く事が出来るのは嬉しいですね♪

瀬戸大橋開通30周年を記念して行われる第九演奏会。

最後に参加者全員で、歌うコーナーもあります♪

ぜひ家族や友人・知人を誘って、歓喜の歌を歌いに行こう！

下記にてイベントのチラシがご覧いただけます。